弊工房定番デザインの卓上膳です。 一見、シンプルですが内側も外側も程よく指先に馴染む曲線に仕立てています。 また、表面には木目を引き立たせるため、浮造り加工を施していますので、木の質感を感じやすく、見た目にも味わい深い雰囲気を醸し出しています。 是非とも生活道具の一つとして、上質な木の温もりを身近に感じながら末長く使って頂きたく思います。 オイル仕上げですのでウレタンなどの塗膜を形成する塗装に比べると水滴などには弱いですが、反面、ご自身で時々オイルを塗布するなどのメンテナンスも簡単に楽しみながらできるため、経年の色合い変化も味わいながら飽きずに末長くお使い頂けると思います。 ※天然木使用のため、同樹種でも木目や色合いはそれぞれ異なります。 こちらの商品は現品売りのため各種、オプションより番号でお選びください。 ～クリとナラの違い～ どちらも一見すると、木目や色味が似ているように思うかもしれませんが、手にするとクリの方が軽く、爽やかな印象で、ナラは質量が高いので重厚感があります。 　また、ナラは斑（ふ）と呼ばれる組織が入っているため、よく見ると比較的深み（奥行き）が感じられます。 経年変化ではどちらも少しずつ薄茶、または黄褐色に変化し、使い込むほどに魅力が増していきます。共に家具材として申し分のない木材です。 ※鉄媒染は木材に含まれるタンニンと反応して黒色を発色させる塗装法なので樹種によるタンニンの量によってその濃度に違いが出ます。 塗料による着色とは一味違った雰囲気で木目も生かした仕上げになります。 サイズ：45cm×30cm×2cm 材料：クリ/クリの天然木無垢材 　　　ナラ/ナラの天然木無垢材 塗装：クリア色/植物性オイル（クリア） 　　　古材色/水性ステイン着色後、植物性オイル（クリア） 　　　限定色/オイルステイン（植物性オイル主体） 　　　鉄媒染/鉄媒染液塗布後、植物性オイル（クリア） ～輪染み、水垢対策～ 〇オイルは浸透して木地を保護する性質のため、他の塗膜が付いた塗装と比べると耐水性には劣ります。 ご使用後は乾拭き、または水拭き後、乾拭きをして水滴を残さない様にしてください。 また、水滴の付いたコップなどを長時間置きっぱなしにした時などには、輪染みとなって痕が目立ってしまうことがありますのでお気を付けください。 そんな時はその後しばらくはご使用の度に（シミ部分のみならず）全面を水拭きすることで、徐々にシミを馴染ませるようにすることをお奨めいたします。 〇直射日光、エアコン等の強い直風は避け、食器棚などにしまう際はよく乾いてから保管してください。 ～オイルメンテナンス～ 長く使用を続けていくと、徐々に表面がパサついてくると思いますが、 定期的に、または気になった時点でオイルを塗布すると、より良い状態で長持ちすることにつながります。 その際、亜麻仁油や桐油などの植物ベースのオイルをご使用されることをお奨めいたします。 （弊工房でも亜麻仁油、桐油を主体とした自然オイルを使用しています。） その他、メンテナンス等でご不明な点がありましたら、弊工房へお問い合わせ下さいませ。